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私がオーストラリアで日本語を教えて感じたこと

私は22年4月25日から8月19日までの約4か月間

オーストラリアのウドンガという人口4万人ほどの小さな町で

日本語を教えていました。

 

教えると言っても、あくまでもALT(Assistant Language Teacher)の

立場なので、メインの先生の補佐をするのが主な仕事になります。

 

今回は、このウドンガでの4か月間で感じたことを書いていこうと思います

 

良かった点

➀個性を大切にする

 オーストラリアの教育現場は、生徒の個性を大事にしていると感じた。

簡単な例を挙げると服装、髪型だ。もちろん、一定のルールはあったが

日本の校則に比べたら本当に緩いルールだった。

 また、オーストラリアの生徒は、授業中にずっと絵をかいてる子がいたり(授業中なので本当はダメだが),ルービックキューブをしている子がいたり、得意なことを授業をサボってまでしている子が多かった(学校によって異なる)。もちろん、授業を集中して聞いていないのは問題である。しかし、得意なことを夢中になってやっている姿は、日本ではあまり見られない光景だと感じた。

 さらに、日本の教育現場では、先生が生徒を当てるときは「正解は何でしょう」と聞くことが多いのに対して、オーストラリアでは正解ではなく、生徒の意見を聞くような質問が多かった。日本のように1つの正解に固執する教育方針も子供の個性を潰している原因の一つだと感じる。

 

➁先生と生徒が良い意味でフレンドリー

オーストラリアでは、生徒は先生の事を下の名前で呼ぶ。もちろんMrやMsは付ける。

また、挨拶をする際は、日本のようにおはようございますだけではなく,「How was your weekend?」のようなyes,noで答えられない質問を生徒と先生同士が頻繁に行う。

このように生徒と先生の距離が近いからこそ、授業形態が受動的ではなく能動的な授業になっているのだと思う

 

悪かった点

➀片付けやごみをゴミ箱に捨てられない子が多い

これは僕が、オーストラリアの学校で一番驚いたことである。これの原因の一つとして、オーストラリアでは教室の掃除を生徒ではなく業者が行っていることが挙げられる。また、人や場所に対する敬意が日本人の子供と比べ圧倒的に少ないと感じた

 

➁子供の食生活が悪い

オーストラリアには給食が無い。その代わりにCanteenという校売がある。校売で

購入しない子は家からランチを持参している。ここまで聞くと問題なさそうに聞こえる。しかし,問題なのは食べているものである。昼ごはんなのに、ポテチだけを食べている子や、チョコバーを食べている子などバランスのと取れていない子がたくさんいた